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旅の情報

アンコールワットとベトナム世界遺産の旅

2006年8月22日〜8月31日 10日間

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img  今年の旅は、世界中の世界遺産の中でも多くの人が訪ねてみたいという、カンボジアのアンコールワットと、ベトナムの世界遺産「空飛ぶ龍が降り立った場所」といわれるハロン湾、ベトナム最後の王朝の都があったフエ、16〜17世紀には日本人が1,000人以上住んでいたといわれ、古い街並みが残っているホイアン、ベトナムのアンコールワットといわれるチャンパ王国のあったミーソン遺跡を訪ねてみることに致しました。

img 心配していたスコールに遭うことはなかったが、連日の蒸し暑さに、皆さん少し観光意欲を失くされていたようでした。「来年は涼しい所に行こう」という声が聞こえてきました。 印象に残っているのは、バイヨン寺院の観世音菩薩の顔、顔、顔。アンコールの美しい女神たち。火に燃えないスコーンという木の根。胸を叩けば響く回廊。地雷で負傷された方の楽団。カンボジアの内戦で亡くなられた方々のしゃれこうべがたくさん安置されていた寺院。ベトナム戦争時代焼身自殺をした僧侶の寺での勤行、ベトナムのそれぞれの町に流れている美しい川。100年以上も続いている水上人形劇。ホイアンのビーチでの海水浴は旅の疲れを取り、気持ちを一新させてくれました。
 何でこれが世界遺産?というのもありましたが、とても見所の多い、歴史と文化を学ぶ旅でした。また食事も美味しく、ホテルも快適で、気持ちよく旅ができました。来年も皆様と一緒に旅ができますことを願っています。いろいろとご協力をいただき本当にありがとうございました。

合掌

アンコール遺跡群

 アンコール・ワット、12世紀前半にカンボジアを統治した王"スールヤヴァルマン2世"によって建てられたヒンドゥー教寺院です。なぜこの様な建物を造ったのか? 古代クメールの王達は、寺院を地上における”楽園”として考えていました。神々の住む天界を想像し、天上界を具体化しようとして建てられたのです。実際、アンコールワットの壁には、約1700体ものデバダ像(天女像)が彫られ、「ラーマヤナ物語」「マハーバーラタ」などのヒンドゥー教神話や天地創造の物語などを表したレリーフ(彫刻)がいたるところに掘られています。

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ハロン湾

img  ハロン湾(- わん)は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾の名称であり、大小3,000もの奇岩、島々が存在する。漢字表記は下龍湾。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、龍の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。 現在は無人だが、約7,000年前の新石器時代にはわずかに人が住んでいた。また、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、また モンゴル軍の侵攻の際には軍事的に利用された。
 彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。 地質学的には北は桂林から南はニンビンまでの広大な石灰岩台地の一角である。石灰岩台地が沈降し、風化作用によって削られ、現在の姿となった。 1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)指定。


ホイアン

img  ホイアンは旧名をフェイホと言い、東南アジアの中継貿易の拠点となった港町である。町にはトゥボン川に平行するキャンフーおよびグェンチミンカイ、グェンタイホックの2本の通りに面して、木造の町家や華僑の出身別の会館、関帝廟等が立ち並んでいる。タイのアユタヤ等と同様、15〜16世紀には日本人町があったとされ、交易の証と言える伊万里焼の磁器も発見されている。現在の街並みは、ほぼ18世紀後半以降のものであるが、多様な文化の混じった街並みは多くの観光客を魅了している。


アンコール遺跡への旅

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